何か一つのものを食べ続けるダイエットが流行することがありますが、その一つに朝バナナダイエットが挙げられます。
基本的なやり方としては、朝食にバナナを1、2本と常温の水を摂取するだけの簡単なものです。昼食と夕食はいつも通りの食事で問題ないので、非常に簡単に実践できるダイエットと言えるでしょう。
バナナの成分や栄養はダイエットに適しているのか
バナナの主成分は炭水化物ですが、そのほかにも体に必要となる栄養素がバランス良く配合されています。
バナナ一本に含まれる成分には、食物繊維や糖質の一種としても知られている「フラクトオリゴ糖」が挙げられます。
フラクトオリゴ糖は消化されにくいので、そのまま腸に届き善玉菌のえさになって、これが腸内環境の改善につながります。
またビタミンB群やカリウムが豊富に含まれていて、これらはダイエットにも強い味方になる成分です。代謝の促進やむくみの解消にもつながるでしょう。
毎日バナナを1、2本食べる朝食は、通常の朝食メニューと比べた場合にはかなりのカロリーオフとなるでしょう。
朝忙しい人でもバナナは素早く食べることができ、消化もよく満腹感がえられやすいというメリットもあり、続けやすいダイエットと言えます。
効果的に朝バナナダイエットをしたい場合は?
より効果を出したいのであれば、バナナを食べる時間は昼食の3から4時間前のタイミングがおすすめです。
バナナは消化されやすい特徴があり、胃の中に停滞する時間も1時間程度と短いものです。
あまりにも早い時間に食べてしまった場合には、昼食をとるまでに空腹を感じてしまうかもしれません。昼食の3〜4時間ほど前に食べると、体への負担は軽減することができるでしょう。
数日間続けてみても空腹が続き集中力が欠けてしまったり、反対に昼食を食べ過ぎてしまうようなことがあれば、ナッツやヨーグルトなどの食材を加えてみましょう。これにより腹持ちが良くなり、ダイエットの継続につながります。
ダイエットは何よりも継続することが大切であり、一時的に体重が減少してもそこでやめてしまえばリバウンドをしてしまいます。
これを繰り返せば痩せにくい体にもなってしまうので、無理のない程度に続けることを意識しましょう。