ダイエットしよう!と思っても、いろいろな方法がありどれを取りいれたらよいのか悩む方が多いと思います。
特にサプリメントの種類はとても多く、自分にあったものを見つけるのはなかなか難しいですし、運動が苦手な場合は長続きせず、途中で挫折してしまうこともあります。
このような中、最近注目されているのが、ラクトフェリンです。
ラクトフェリンって何?
ラクトフェリンは、乳製品などに含まれている鉄結合性の糖たんぱく質になります。
熱に弱い性質があるので、高温で殺菌されてしまった牛乳やチーズからは補うことはできませんが、人間の体の中においては、母乳や汗、涙や唾液といった外分泌液に含まれており、比較的身近な物質ではありますが、数多くの効果が確認されています。
ラクトフェリンの効果には、大きく分けて病気に関するものと、ダイエットに関するものとがあます。
病気に関するものとしては、トリパノソーマと呼ばれる原虫を抑制する、C型やB型肝炎ウイルスや単純ヘルペスウイルスなどの複製を阻害する、ノロウイルスや他のウイルスの細胞の感染を防いでたとえ発症しても症状を緩和する、強力な抗菌活性で腸内の環境を整えていくということがあげられます。
さらに歯周病の治療としても使用されることがあります。
ラクトフェリンをダイエットに活用
ダイエットに関しては、脂質代謝を改善する効果が期待できます。
太りやすくなるのは代謝が落ちている、食べ過ぎによって脂肪が付きにくくなってしまった、ということも影響しています。
ラクトフェリンには血液中にある中性脂肪と遊離脂肪酸が少なくさせる作用がありさらに、肝臓の中の中性脂肪とコレステロールが減少させることがマウスを用いた実験によって確認されました。
その後の臨床試験においてもラクトフェリンを摂りいれたことによって体重が減少したこと、さらに腹部についている内臓脂肪を減少したことが確認されています。
このように様々なことが期待できるラクトフェリンですが、胃酸に弱い性質があります。
そのため効率よくとりいれるにはしっかりとコーティングされたサプリメントのようなものを服用するのが望ましく、継続して服用することによって体重や内臓脂肪を減少させることができます。